プログラミング初心者向けの勉強方法とやってはいけない勉強方法

IT

プログラミングは需要が高く人気のスキルです。プログラミング学習を始める人は多いですが、学び始めた初心者の内90%が挫折するというデータがあります。

なぜ90%が挫折してしまうのか、それは正しい勉強方法を知らないから。

正しい勉強方法を実践すればプログラミングを独学で身に着けることは可能です。

初心者がプログラミングを独学するうえで正しい勉強方法とやってはいけない勉強方法を解説します。

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プログラミング独学のためのおすすめ勉強方法

プログラミング独学を挫折せずに続けるには、実際に開発をしてみるのが一番です。

勉強でもそうですが、何に役立つのかわからないまま行う勉強は身が入らないため効率が悪く、中々身に付きません。

実際に作るものがあれば、それを作るためにどうすれば良いのかが明確になり、わからないことを調べるモチベーションも上がります。

とはいえ、いきなり開発をしろと言われても何から手を付けたらいいかわからないですよね。

そういった方のために、プログラミング学習を進めるためのステップを用意しました。このステップにしたがって進んでもらえば、挫折せずに学習を行うことができます。

<プログラミング学習の5つのStep>
Step1, プログラミング学習のゴールを決める
Step2, 開発するサービスやアプリなどを決める
Step3, まずは基礎学習から始める
Step4, 開発したいサービスやアプリの作り方を調べる
Step5, 実際にサービスを作ってみる

Step1,プログラミング学習のゴールを決める

プログラミング学習は「ゴール」を決めることが重要です。ゴールとは、「どういった働き方をしたいか?」「何を作りたいか?」といった疑問に対する答えのことです。

まずは「どういった働き方をしたいか?」について考えていきましょう。

どういった働き方をしたいか?明確にする理由は、働き方によって使用するプログラミング言語が変わるためです。webエンジニアと、アプリケーションエンジニアが使用する言語は違います。

目標とするところによって、勉強内容は変わってくるということです。

この答えを出すには、まずプログラミングを学ぶことでどういった働き方があるのかを知っている必要があります。プログラマーの一例を下記に紹介します。

エンジニアの一例を紹介

● webエンジニア 
主にwebサイトやECサイトなどの構築やシステムの設計、運用保守を行います。

webエンジニアはサイトの見える部分から裏側のシステム部分まで業務範囲が広く、様々な知識が必要とされます。

主な使用言語:HTML/CSS/PHP/JavaScript/Java/Ruby

● アプリケーションエンジニア
ITシステムの一部であるアプリケーションソフトウェアの開発や保守を行うエンジニアです。

アプリケーションにも業務システムアプリ、webアプリ、スマホアプリなどがあり、ソフトウェアやハードウェア、サーバーやデータベースなど幅広い知識が必要とされます。

主な使用言語:Java/Kotlin/JavaScript/Python/Ruby

● ゲームエンジニア
ゲームを専門に開発するエンジニアです。

ゲームと一口に言っても家庭用ゲームやオンラインゲーム、3DやVRを使用したゲームなど、開発する内容によって使用する言語や必要とされる専門知識は大きく変わります。

主な使用言語:C#/C++/JavaScript/Ruby/Swift

特に希望がなければwebプログラマーがおすすめ

webエンジニアをおすすめする理由は、習得難易度が低めなことや、案件数が豊富なためです。

web系のプログラミング言語は比較的習得難易度が低いと言われています。そしてweb系はサイト制作などの需要が高いため案件数が豊富です。

銀行のシステムなど大規模開発の案件に携わるエンジニアは環境構築などの問題でリモートワークが難しいですが、web系であればどこにいても仕事することが可能です。

<webエンジニアをおすすめする理由>
● 習得難易度が低め
● 案件数が豊富
● リモートワークがしやすい

Step2,開発するサービスやアプリなどを決める

「どういった働き方をしたいか?」が決まったら、次に考えるのは「何を作りたいか?」です。

目的もなくプログラミング学習を行ってしまうと❝何をどこまで勉強すればいいのか❞がわかりません。

作りたいものが明確になっていると、それを作るためにはどういう手順を踏んで何を学べばいいのかが明確になるため、学習のムダがなくなります。

最初に開発するものは簡単なもので構いません。最初から難しいことをやろうとするとモチベーションが下がって挫折します。

まずは簡単なものから作っていき、徐々にレベルを上げていきましょう。

Step3,まずは基礎学習から始める

目標となるゴールが決まったら、まずは基礎学習です。基礎が全くない状態でいきなり開発を始めるのは得策ではありません。

今は無料や少額でプログラミング学習が行えるサービスがたくさんあるので上手く利用しましょう。

<基礎学習におすすめのサービス>
Progate
ドットインストール
Schoo
Udemy

Step4,開発したいサービスやアプリの作り方を調べる

開発したいサービスの作り方はネットで調べることができます。

例えば「タイマー プログラミング」

などで検索すると、タイマーを作る方法が検索結果に表示されます。

「Twitter 作り方 プログラミング」で検索すると、
Twitter風webサービスや Twitterbotの作り方が出てきます。

作り方が検索で出てこない時は、エンジニアのSNSであるQiitaや、ソフトウェア開発のプラットフォームであるGithubで検索すると、開発のヒントを得ることができます。

Step5.実際にサービスを作ってみる

開発するものが決まり、開発手順がわかったら実際に作ってみます。実際にやってみると作り方がわからなかったり、エラーが出たり、思っていた以上に大変だと思います。

調べて何度かトライして、それでもダメな場合はレベルを下げて新しいものを作りましょう。

無事に目標物を作り切ることができたら、もう一工夫必要なものの開発にチャレンジしましょう。やった分だけ自分のスキルと経験になります。

やってはいけないプログラミングの勉強方法

プログラミング学習での挫折は間違った勉強方法にあります。ここからは初心者が陥りがちな間違った勉強方法を解説します。

参考書から勉強を始めてしまう

プログラミング初心者でよくある間違いが、参考書を買って勉強を始めてしまうことです。

参考書は体系的にまとまっているため、全体像を掴むには効果的です。

ですが、初心者の場合どこから手を付けていいのかわからなくなることが多くモチベーションも低下しやすいため、本だけで学習することはおすすめしません。

参考書は補助的な役割で使用するといいでしょう。

プログラミング言語を暗記しようとする

これも初心者にありがちな失敗です。プログラミング言語を全て覚える必要はありません。基本的な使い方や考え方だけ覚えておけばOKです。

使い方や必要な情報がわかっていれば、後から調べればいいだけだからです。

実は経験年数の長いエンジニアも開発で使用するソースコードが全て頭の中に入っている訳ではありません。

開発に必要な情報にどんなものがあるかを覚えておき、それを頼りに開発方法を調べながら作っています。コードを全て覚えることは効率が悪すぎます。

プログラミング学習中にコードを書かない

プログラミングは実際に手を動かして書かなければ身に付きません。

本や動画などでわかった気になっていても、いざコードを書こうとすると手が止まって何もできなくなるのはよくあることです。

インプットしたら必ず実際に書いてアウトプットしましょう。

学習効率を上げたいならプログラミングスクールもあり

プログラミング学習は独学でも可能ですが、学習時間を短縮したいならプログラミングスクールを利用する選択肢もありです。

プログラミングスクールを利用すれば、独学で9ヵ月掛かる勉強時間を1ヵ月に短縮することも可能です。

その分早く仕事を始めれば、スクールに掛かった費用以上の金額を稼ぐこともできます。

絶対に独学と決め込まず、一つの選択肢としてプログラミングスクールを検討してみるといいですよ。

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